ヤブガラシ(藪枯らし、烏蘞苺、Cayratia japonica)は、ブドウ科の一種である。つる植物で、日本ではよく見かける雑草である。標準和名はヤブカラシ。 和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。