ヤクバター(Yak butter)は、飼育されたヤクの乳から作るバターである。南中央アジアやチベット高原の牧畜民にとっての食糧、貿易品である。中国、インド、モンゴル、ネパール、チベット等、多くの地域で、ヤクの乳はチーズやバター等の乳製品製造に用いられている。 ヤクの全乳は、牛乳の約2倍の脂肪を含んでおり、チーズに近い風味のバターができる。