メベンダゾール(Mebendazole、MBZ)は、の1つであり、スペクトラムが広い、すなわち体内に寄生した多種の寄生虫を殺すために用いる事のできる医薬品である。例えば、回虫症、蟯虫感染症、鉤虫感染症、メジナ虫症、エキノコックス症、ジアルジア症などの治療に使用できる。しかし、日本では鞭虫症のみの治療薬として承認されている。メベンダゾールは1971年から実用され始め、WHO必須医薬品モデル・リストにも収載されている。