メダルト・ボス(英: Medard Boss、1903年10月4日 - 1990年12月21日)は、スイスの医学者、精神科医、精神分析家。独自の現存在分析を展開した。 チューリヒ大学を卒業した後、パリをはじめとするヨーロッパ諸国で研修を積みオイゲン・ブロイラーに師事し、ヴィルヘルム・ライヒから訓練分析を受けた。1952年にはチューリヒ大学教授となった。東洋に憧憬の念を抱き、1956年にはインド及びインドネシアを一年程度訪れた。後に『A Psychiatrist Discovers India (1965)(邦題:精神科医のインド紀行)』を著している。日本人のは直接ボスに師事した。