マンソン住血吸虫(マンソンじゅうけつきゅうちゅう、学名:Schistosoma mansoni)は、住血吸虫科に属する吸虫の1種。Biomphalaria属の淡水巻貝を中間宿主、ヒト、サル、ネズミを終宿主とし、門脈に寄生して腸管住血吸虫症を引き起こす。名前は、スコットランド出身の医師が台湾でこの吸虫を見出したことにちなむ。 治療にはオキサムニキンが用いられる。ただし、アフリカ株は南米株と比べてオキサムニキンへの耐性を有することが報告されている。