マラカイボ湖(マラカイボこ、スペイン語: lago de Maracaibo)はベネズエラ北西にある湖(塩湖)。 南アメリカ大陸最大の湖であるが、実際は水路によってベネズエラ湾、さらにはカリブ海、大西洋にもつながっているため、海と定義する事もでき、その場合南米最大の湖(淡水湖)はチチカカ湖となる。 面積は1万3210km2、南北の長さは159kmある。北部はせまい水路を通じてベネズエラ湾につながっている。カタトゥンボ川、サンタアナ川、チャマ川などが流れこみ、湖水は北部でやや塩分を含んでいる。多数の島が存在する。漁業も盛んだが、アオウキクサ(Lemna)の繁殖が問題となっている。魚類への影響は無いとされるが、船舶の航行に邪魔で、除去できる化学物質や生物学的方法が無く、物理的に引き抜くしかない。