マムズ(Mamoudzou)は、フランス海外県・海外地域圏であるマヨットの首都。マヨット本島であるグランドテール(大島)東側に位置し、プチトテール(小島)西部に位置する旧首都ザウジの対岸にある。 もともとコモロ全域の首都はザウジにおかれていたものの、交通が不便な上土地が狭かったため、すでに19世紀にはマムズに行政都市を建設する構想があった。1960年、コモロの首都がグランドコモロ島のモロニに移転し、これを発端としてマヨットが1976年にフランスにとどまることを選択した際、マヨットも新首都建設を決議し、1977年に政府がザウジより移転し、首都となった。なお、法律上の首都は現在もザウジに置かれている。