マッラ国(パーリ語 मल्ल)は、古代インドの国名。仏教やジャイナ教の文献に頻繁に登場し、初期仏教の聖典『アングッタラ・ニカーヤ』の中では、十六大国のひとつに数えられる。末羅国。 隣接するリッチャヴィ族(離車族)などのヴァッジ国と修好して独立を保っていたが、後にマガダ国に併合された。