ポラツズマブ ベドチン(Polatuzumab vedotin)は、がん治療用に設計された抗体薬物複合体(ADC)である。米国食品医薬品局は2019年6月、ベンダムスチンおよびリツキシマブとの併用によるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)の治療薬としてポラツズマブ ベドチンを承認した。日本では2021年3月に再発または難治性のDLBCLに対して承認され、同年12月には未治療のDLBCLに対する適応拡大が申請された。