ホッラマーバード(ペルシア語: خرم آباد; Khorram Ābād )はイラン西部ロレスターン州の州都。2005年の統計で人口は339,759人。ザグロス山中に位置する。都市中心部の南方3kmにがある。 ロル語を語るであるロル族が人口上優勢である。ロルの遊牧部族は夏季に、市内の諸バーザールで手工芸品を売るためホッラマーバードに入る。 めぼしい観光地はないが、風光明媚の地であり、5カ所の旧石器時代の穴居住居遺跡などが名所として挙げられる。都市中心部には(諸天の天)と呼ばれる城塞がそびえる。これはサーサーン朝期の遺跡で、現在は全国的に有名な博物館となっている。 経済的には農業産業の地域拠点となっている。