ベニテングタケ(ベニテングダケ、紅天狗茸、学名: Amanita muscaria)は、ハラタケ目テングタケ科テングタケ属のキノコ。鮮やかな色の担子菌類である。塩付けにして食する地域もあるが、毒キノコである。テングタケよりは毒性は低いと考えられている。特に寒冷地にて育成する。ヨーロッパ、ロシア、アジア、北アメリカなどの各地で広くみられる。英語ではフライ・アガリック(ハエキノコ)と呼ばれる。岩手におけるアシタカベニタケ。寒冷のヨーロッパでは身近なキノコであり、幸福を呼ぶキノコとして人気である。ベニテングタケの傘の部分で尻を拭いた男性が、あまりの痛みに自殺したという話が残っている。