ベストエフォート(英語: best effort、最善努力)とは、可能な限りの努力をすることをいうが、日本においては、主に電気通信役務において、あらかじめ定められた通信速度を保証しないサービスの形態をいう。ひとつの伝送路を複数の利用者に共用させることにより、通信設備を効率よく利用することができるため、利用料を安く抑えることができるメリットがある。 これに対して、通信速度を保証する電気通信役務のことを、帯域保証型サービスといい、法人の基幹業務向けなどで提供されているが、利用者側のシステムがオフラインでも常に空き帯域を確保している(専用線)ため、一般に利用料は高額となる。