ヘンリク・デンツィンガー(Heinrich Joseph Dominicus Denzinger 1819年10月10日-1883年7月19日)は19世紀に活躍したドイツ人のカトリック神学者、司祭。ドイツ、ヴュルツブルク生まれ。1844年に司祭に叙階され、以後教義学の権威としてヴュルツブルクの神学校で長きに渡って教鞭をとった。「デンツィンガー」の名前はその業績からカトリック教会の公文書集の呼び名として現代でも知られている。