ブバスティス(ギリシア語: Βούβαστις Boubastis または、Βούβαστος Boubastos; コプト語ボハイラ方言: Ⲡⲟⲩⲃⲁⲥϯ Poubasti)は、アラビア語でテル=バスタ、またはエジプト語でペル=バストとしても知られ、古代エジプトの都市の一つである。ブバスティスはしばしば聖書のピ・ベセト(ヘブライ語 פי־בסת PY-BST、エゼキエル書30章17節)に同定される。その属するノモスの首都であり、下エジプトのデルタ地域のナイル川沿いに位置し、ネコ科の女神バスト崇拝の拠点で、それ故に、ネコのミイラのエジプトにおける主要な保管所であった。 その廃墟は、現代の都市ザガジグの郊外に位置している。