フロッグケーキ (英: frog cake) はカエルの形をしたデザートで、スポンジケーキとクリームにフォンダンアイシングでコーティングしたケーキ。アデレードのバルフォアズ・ベーカリーが1922年に販売を開始し、南オーストラリアではすぐに有名になっていった。元々、フロッグケーキの色は緑色だけだったが、茶色やピンクのものも存在する。その他にもバリエーションが存在し、雪だるまやイースターのヒヨコといった季節物もある。フロッグケーキは「南オーストラリアならでは」と言われ、地域の宣伝にも用いられている。2001年にはその文化的意義を認められ、南オーストラリアのナショナルトラストによって南オーストラリアの伝統文化の一つに認められている。