フォルスラコス(学名:Phorusrhacos)は、新生代中新世のパタゴニアに生息した、絶滅した肉食性の飛べない鳥である。模式種はフォルスラコス・ロンギシムス。最も近縁な現生鳥類はノガンモドキ科である。疎林や草原を生息域にしていたと考えられている。 背丈は2.5メートルで体重130キログラムと推定されている。巨大な頭骨は60センチメートルに達し、先端がフック状になった強力なクチバシがあった。クチバシと脚の鉤爪の構造から肉食性であることが示されている。