数学、特に集合論においてフォドアの補題(あるいはフォドアの押し下げ補題)は以下の主張を指す: フォドアの補題 ― を非可算な正則基数、 を の定常集合、順序数関数 を押し下げ関数(regressive function; すなわち、全ての , に対し )とする。 このとき、ある順序数 と、ある定常集合 があって、全ての に対して を満たす(すなわち、 上で は定値関数である)。