フェアリーキング(Fairy King)はアイルランドの種牡馬。1982年生誕。現役時代は1勝も出来なかったが、大種牡馬として知られるサドラーズウェルズの全弟という血統を評価され、引退後種牡馬入り。兄ほどではないものの優秀な成績を残し、エリシオ、ファルブラヴ、、オースなどを輩出した。産駒の多くは優れたスピードと瞬発力を兼ね備えており、短距離からマイルまでを得意とする。この点においては、豊富なスタミナを持つ名ステイヤーを多く輩出した兄とは対照的である。距離が伸びるとスタミナ面で一歩譲る点もあったが、エリシオ、ファルブラヴなど上級産駒からはある程度の距離をこなす産駒も出ている。蹄葉炎のため1999年死亡(安楽死)。 日本ではシンコウキングが高松宮杯を勝ったほか、前述のファルブラヴがジャパンカップを制している。