フィリピンの副大統領(フィリピノ語: pangalawang pangulo ng Pilipinas(非公式にはbise presidente ng Pilipinasと紹介される)、英語: vice president of the Philippines、スペイン語: vice presidente de Filipinas)は、大統領に次いでフィリピン政府の2番目に高位の行政官であり、大統領の後継順位としては第一位である。副大統領は国民から直接選ばれ、唯一の全国的に選ばれる行政当局者二人の内の一人で、他は大統領である。 現在の副大統領は、マルコス政権により廃止された1935年憲法で創設されたような役職に類似点を持ちながら1987年憲法の下で再興された。副大統領は連続した6年間の任期を2期選出される可能性がある。2022年6月30日、ダパオ市出身のサラ・ドゥテルテが第15代で現職の副大統領に就任した。