本項目はファックという言葉が多く使われた映画一覧(ファックということばがおおくつかわれたえいがいちらん)である。 映画における「卑語」の是非はいつの時代も議論を呼んできたが、1990年代以降の作品では特に頻繁に使用される傾向にある。とりわけ映画において英語の「fuck」を俳優たちが口にすることは常に批判の対象となってきたが、同時にアメリカ映画において最もよく使用される禁句だとも考えられている。2005年のドキュメンタリー映画「FUCK」はこの問題を正面から扱った作品である。 以下は英語圏でつくられた非ポルノ作品のうち台詞のなかに最低でも150回「fuck」という言葉(あるいはその派生語)が含まれる映画を一覧にし、使われている数の順に並べている。日常的な言葉の使い方の中に「fuck」のバリアントが現れるのは100万語につき42回であることを考えれば、比較的高い数字だと言えるだろう。