ファイアリー・クロス礁(ファイアリー・クロスしょう、英語:Fiery Cross Reef、ベトナム語:Đá Chữ Thập / 𥒥𡨸十、中国語: 永暑礁)は、南沙諸島にある環礁。中華人民共和国により南西部の岩礁周辺が埋め立てられ、南沙諸島最大の人工島(中国名:永暑島、中国語: 永暑岛)が造成されている。 2016年7月12日、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は、いわゆる九段線に囲まれた南シナ海の地域について中華人民共和国が主張してきた歴史的権利について、「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」とする判断を下した。 詳細は「南シナ海判決」を参照