《ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調》作品28は、セルゲイ・ラフマニノフが1907年11月から1908年5月までに作曲したピアノ曲。《交響曲 第2番》やオペラの断片と並んで、ドレスデンの静かな土地で作曲された「三部作」のうちの一つ。ラフマニノフは初期稿を、後のラフマニノフの伝記作家オスカー・フォン・リーゼマンに弾いて聞かせたが、リーゼマンはこの曲を好きになれなかったという。