ビルハルツ住血吸虫(ビルハルツじゅうけつきゅうちゅう、学名:Schistosoma haematobium)とは、住血吸虫科に属する吸虫の1種。1851年にドイツの医師により、発見された。 体形は線虫様に細長く、雌雄異体であり、終宿主には雄がで雌を抱えた状態で寄生する。中間宿主はヒラマキガイ科 Bulinus 属の淡水巻貝、終宿主はヒトやサルでに寄生する。 主に中近東、インド、ポルトガル、アフリカで発生する。