パラントロプス・ロブストス (Paranthropus robustus) は、1938年に南アフリカ共和国で発見された化石人類の一種である。この種は頭蓋骨が左右方向に広がって顔面も広くなり、咀嚼力(噛む力)が強くなった。アウストラロピテクスよりも頑強な種で、人類学者のロバート・ブルームは新たにパラントロプス属を設けた。 パラントロプス・ロブストスは、200万から250万年前に存在したと考えられる。