ハント級駆逐艦(英語: Hunt-class destroyer)は、イギリス海軍の護衛駆逐艦の艦級。来るべき第二次世界大戦に備え、戦時急造を想定した低コストの小型駆逐艦で、当初は魚雷装備を持たず、防空・対潜戦に重点がおかれていた。原型であるI型、復原性改善と艦砲増備を図ったII型、魚雷発射管を装備して対水上火力強化を図ったIII型、ソーニクロフト社の独自色が強い派生型であるIV型と、4つのサブクラスがある。計画段階では高速護衛艦(英: Fast Escort)と称されていたが、全艦がキツネ狩りに由来する艦名を冠することとなり、現在の艦級名が付されることとなった。なお建造費は、III型では352,000ポンドであった。