数学におけるネールント–ライス積分(ネールント・ライスせきぶん、英: Nörlund–Rice integral)またはときにライス法 (Rice's method) は、函数の n-階前進差分を複素数平面上の線積分に関連付ける。そのようなものは、有限差分の理論に広く現れ、また二分木の長さを評価するものとして計算機科学およびグラフ理論においても応用される。名称はとに因む。ネールントの貢献はこの積分を定義したこと、ライスの貢献はその値の評価にを適用するのが有効であることを示したことである。