ネペンテス・アッテンボロギ(Nepenthes attenboroughii)は山岳地帯に分布する、ウツボカズラ属の食虫植物である。本種の学名は、著名な動植物学者にしてプロデューサー、ウツボカズラ属の食虫植物に多大な関心を寄せていたデイビッド・アッテンボローに献名されたものである。このネペンテス・アッテンボロギの特徴は巨大なベル型の捕虫器であり、蓋は幅狭で開口部に対して直立する。ネペンテス・アッテンボロギのタイプは、フィリピンパラワン州中部にある超苦鉄質岩質の(Mount Victoria)山頂にて採取された。