幾何学においてナプキンリング問題(napkin-ring problem)は、球の周りの決まった高さの「バンド」、つまり球の中心に円柱の形の穴を空けた後に残る部分の体積を求めることに関係する。この体積は元の球の半径にはよらず、結果生じるバンドの高さにのみ依存することは直感に反する事実である。 この問題は球から円柱を取り除いた後に残るバンドが、ナプキンリングの形に似ているためこのように呼ばれる。