ナタリア・ベスメルトノワ(露:Наталья Игоревна Бессмертнова、英:Natalia Igorevna Bessmertnova、1941年7月19日 - 2008年2月19日)は、ロシアのバレエダンサー・バレエ指導者である。ボリショイ・バレエ団のプリマ・バレリーナとして30年にわたってトップスターの地位にあり、旧ソビエト連邦時代にはソ連邦最高会議代議員も務めた。秀でた技術と音楽性、豊かな表現力を兼ね備え、クラシックバレエの諸作品のみならず、夫である振付家ユーリー・グリゴローヴィチの作品に多く出演して重要な役柄を務めた他、『ジゼル』、『ショピニアーナ』などの叙情的な役柄にも優れた表現と解釈を示した。