ドルベ・トクシン(朶児伯朶黒申、生没年不詳)は、モンゴル帝国初期の武将。『元朝秘史』に事績を残す。 1217年にチンギス・カンがトゥメト部討伐を行った際、初めボロクルが出陣したが、深い森に分け入った末に伏兵に分断され、討ち死にした。代わって兵を率いることとなったドルベ・トクシンは、擬兵をもって敵の目を引きつけた上で、鋸や鑿を持った特殊部隊に森を切り開かせ、トゥメト達の宿営地の上に回り込み急襲し、これを打ち破っている。 1218年のホラズム・シャー討伐では、ニザール派の根拠地であるアラムートを攻略している。
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