ドイツの人口は2020年12月31日の時点で83,155,031人であった。これは世界19位にあたり、欧州連合では最大である。 ドイツは世界の中でもいち早く少子化と人口減少が始まった国である。死亡数が出生数を上回る人口の自然減は1972年から現在まで続いており、日本(2005年に戦後初の自然減、2007年以降永続的に減少)などと比べても非常に早い時期に始まっている。旧西ドイツは70年代半ば以降、長きにわたって合計特殊出生率が1.5を下回る世界有数の少子化国であったが、2016年には1.59まで回復した。東西ドイツ統合直後、旧東ドイツ地域は社会的混乱によって一時的に合計特殊出生率が1.0未満となった(最低は1994年の0.77)が、その後急速に回復した。 また、ドイツは世界有数の移民流入国でもある。2019年には全人口の26%が移民の背景を持っていた。