トマス・デ・トルケマダ(Tomás de Torquemada、[ˌtɔːrkəˈmɑːdə] スペイン語: [toɾkeˈmaða]; 1420年 - 1498年9月16日)は15世紀スペインのドミニコ会の修道士、初代異端審問所長官。15世紀後半の「スペイン異端審問」期に初代長官に就任、在職18年間に約8000人を焚刑に処したと伝えられる。 モリスコとマラーノの間に多くの表面的な改宗者が存在(いわゆる「隠れユダヤ人」)し、より社会的、政治的、経済的にカトリック教徒の中に広がっていた。フェルナンド2世はそれがスペインの宗教的、社会的な脅威として異端審問所の設置を決めた。これによって、自身がコンベルソの祖先を持つトルケマダは、1492年、4か月以内にキリスト教に改宗しない者の国外追放を定めたカトリック両王のの主な支援者として、ユダヤ人をスペインから追放するのに尽力した。