デニ・ムクウェゲ(Denis Mukwege, 1955年3月1日 - )はコンゴ民主共和国の産婦人科医、社会活動家。コンゴ東部、南キヴ州のブカヴにパンジ病院を設立し、第二次コンゴ内戦以来続く現地での戦乱により強姦(レイプ)被害にあった3万人の女性を治療し、その精神的ケアにも当たっている。 旧ザイール時代にモブツ・セセ・セコ大統領の推進したの影響から、名を西洋風の「デニ」(英:「デニス」、仏:「ドニ」「ドゥニ」)からアフリカ風の「ムケンゲレ」に改名したことがあり、氏名は"Denis Mukengere Mukwege"とされることもある。