チラウン・カイチ(モンゴル語: Čila'un Qayiči、生没年不詳)は、12世紀末にチンギス・カンに仕えたジャアト・ジャライル部出身の有力者。 『元史』などの漢文史料では赤老温愷赤(chìlǎowēn kǎichì)と記される。「チラウン(Čila'un)」は「石」、「カイチ(Qayiči)」は「鏃」を意味するモンゴル語で、あわせて「石鏃」を意味する名前となる。