チョンウル(モンゴル語: Čong'ur、中国語: 牀兀児、1260年 - 1322年)は、キプチャク部出身で、13世紀末から14世紀初頭にかけて大元ウルスに仕えキプチャク人軍団の指揮官として活躍した人物。『元史』などの漢文史料では創兀児(chuàngwùér)、あるいは牀兀児(chuángwùér)、『集史』などのペルシア語史料ではجونكقور(jūnkqūr)もしくはجونقور وانك(jūnqūr wānk)と記される。