チャウシマ (ルーマニア語: Ceaushima, ルーマニア語発音: [t͡ʃe̯a.uˈʃima]) とは、チャウシェスク+ヒロシマ(Ceaușescu+Hiroshima)の合成で作られた言葉で元ルーマニア社会主義共和国指導者のニコラエ・チャウシェスクが行った政策を、原子爆弾が投下された広島になぞらえて皮肉った土語表現である。このかばん語は、チャウシェスクの在職した最後の数年間に解体を命じられたブカレストの巨大な市街地を指すものとして、1980年代につくられた。ブカレスト中心部の旧市街は、巨大なチェントルル・チヴィク地区や国民の館など、統一的な住居ブロックや政府の建物を建てる用地として取り壊された。 また、この単語は、トランシルヴァニアのコプシャ・ミカで発生した激しい汚染など、ブカレストの取り壊しとは関係のない、チャウシェスクの他の政策に対しても用いられることがある。