ダートマスBASIC(Dartmouth BASIC)は、プログラミング言語BASICの元祖となった処理系である。ダートマス大学で設計・実装されたため、そのように呼ばれている。ジョン・ケメニーとがDTSS (Dartmouth Time Sharing System) の一部として設計した言語であり、対話的な使用を意図した初期のプログラミング言語の1つである。 言語は、コンパイラがオンメモリで動作し、1パスでコンパイルできるよう設計された。そして即座に実行されるので、使い勝手としてはインタプリタ的であったとも言える。 ダートマスにて数年間に渡っていくつかのバージョンが生み出された。最初のコンパイラはタイムシェアリングシステムが運用可能となる以前に完成した。これはCardBASICと呼ばれ、パンチカードで入力する標準的なバッチ処理で使用した。その後のバージョンと同様、ケメニーとカーツが指導する学部学生のチームが実装した。最初の対話型バージョンが一般ユーザーに使えるようになったのは1964年6月のことである。その後第2版は1964年10月、第3版は1966年、第4版は1969年、第5版は1970年、第6版は1971年、第7版は1979年にリリースされた。

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  • ダートマスBASIC(Dartmouth BASIC)は、プログラミング言語BASICの元祖となった処理系である。ダートマス大学で設計・実装されたため、そのように呼ばれている。ジョン・ケメニーとがDTSS (Dartmouth Time Sharing System) の一部として設計した言語であり、対話的な使用を意図した初期のプログラミング言語の1つである。 言語は、コンパイラがオンメモリで動作し、1パスでコンパイルできるよう設計された。そして即座に実行されるので、使い勝手としてはインタプリタ的であったとも言える。 ダートマスにて数年間に渡っていくつかのバージョンが生み出された。最初のコンパイラはタイムシェアリングシステムが運用可能となる以前に完成した。これはCardBASICと呼ばれ、パンチカードで入力する標準的なバッチ処理で使用した。その後のバージョンと同様、ケメニーとカーツが指導する学部学生のチームが実装した。最初の対話型バージョンが一般ユーザーに使えるようになったのは1964年6月のことである。その後第2版は1964年10月、第3版は1966年、第4版は1969年、第5版は1970年、第6版は1971年、第7版は1979年にリリースされた。 (ja)
  • ダートマスBASIC(Dartmouth BASIC)は、プログラミング言語BASICの元祖となった処理系である。ダートマス大学で設計・実装されたため、そのように呼ばれている。ジョン・ケメニーとがDTSS (Dartmouth Time Sharing System) の一部として設計した言語であり、対話的な使用を意図した初期のプログラミング言語の1つである。 言語は、コンパイラがオンメモリで動作し、1パスでコンパイルできるよう設計された。そして即座に実行されるので、使い勝手としてはインタプリタ的であったとも言える。 ダートマスにて数年間に渡っていくつかのバージョンが生み出された。最初のコンパイラはタイムシェアリングシステムが運用可能となる以前に完成した。これはCardBASICと呼ばれ、パンチカードで入力する標準的なバッチ処理で使用した。その後のバージョンと同様、ケメニーとカーツが指導する学部学生のチームが実装した。最初の対話型バージョンが一般ユーザーに使えるようになったのは1964年6月のことである。その後第2版は1964年10月、第3版は1966年、第4版は1969年、第5版は1970年、第6版は1971年、第7版は1979年にリリースされた。 (ja)
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  • ダートマスBASIC(Dartmouth BASIC)は、プログラミング言語BASICの元祖となった処理系である。ダートマス大学で設計・実装されたため、そのように呼ばれている。ジョン・ケメニーとがDTSS (Dartmouth Time Sharing System) の一部として設計した言語であり、対話的な使用を意図した初期のプログラミング言語の1つである。 言語は、コンパイラがオンメモリで動作し、1パスでコンパイルできるよう設計された。そして即座に実行されるので、使い勝手としてはインタプリタ的であったとも言える。 ダートマスにて数年間に渡っていくつかのバージョンが生み出された。最初のコンパイラはタイムシェアリングシステムが運用可能となる以前に完成した。これはCardBASICと呼ばれ、パンチカードで入力する標準的なバッチ処理で使用した。その後のバージョンと同様、ケメニーとカーツが指導する学部学生のチームが実装した。最初の対話型バージョンが一般ユーザーに使えるようになったのは1964年6月のことである。その後第2版は1964年10月、第3版は1966年、第4版は1969年、第5版は1970年、第6版は1971年、第7版は1979年にリリースされた。 (ja)
  • ダートマスBASIC(Dartmouth BASIC)は、プログラミング言語BASICの元祖となった処理系である。ダートマス大学で設計・実装されたため、そのように呼ばれている。ジョン・ケメニーとがDTSS (Dartmouth Time Sharing System) の一部として設計した言語であり、対話的な使用を意図した初期のプログラミング言語の1つである。 言語は、コンパイラがオンメモリで動作し、1パスでコンパイルできるよう設計された。そして即座に実行されるので、使い勝手としてはインタプリタ的であったとも言える。 ダートマスにて数年間に渡っていくつかのバージョンが生み出された。最初のコンパイラはタイムシェアリングシステムが運用可能となる以前に完成した。これはCardBASICと呼ばれ、パンチカードで入力する標準的なバッチ処理で使用した。その後のバージョンと同様、ケメニーとカーツが指導する学部学生のチームが実装した。最初の対話型バージョンが一般ユーザーに使えるようになったのは1964年6月のことである。その後第2版は1964年10月、第3版は1966年、第4版は1969年、第5版は1970年、第6版は1971年、第7版は1979年にリリースされた。 (ja)
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