『タピオラ』(Tapiola)作品112は、ジャン・シベリウスが1925年に完成した交響詩である。作曲は、交響曲第6番・交響曲第7番とほぼ同時期に進められた。初演は 1926年12月26日、ニューヨーク交響楽協会コンサートで、ウォルター・ダムロッシュの指揮による。 緻密な構成と完成度から、シベリウスの交響詩の最高傑作とされる。