タデウシュ・コタルビンスキ(Tadeusz Kotarbiński, 1886年3月31日–1981年10月3日)はポーランドの哲学者、論理学者、倫理学者。 ルヴフ=ワルシャワ学派(ポーランド学派)の創始者カジミェシュ・ドヴァルドフスキの弟子の一人であり、そのなかでも最も影響力のある人物の一人。ポーランド人文学アカデミー(PAU)、ポーランド科学アカデミー(PAN)のメンバー。事物主義(reism)という哲学的立場とindependent ethicsという倫理学体系を発展させた。またプラクシオロジー(praxeology)の発展についても、特筆すべき貢献をした。 教え子にアルフレト・タルスキ、pl:Henryk Greniewski、pl:Kazimierz Pasenkiewiczがいる。