唯物論(ゆいぶつろん、英: materialism、独: Materialismus)は、観念や精神、心などの根底的なものは物質であると考え、それを重視する考え方。物質主義とも言う。「マテリアリズム(materialism)」の和訳例は主に「唯物論」と「物質主義」とがあり、より詳細には * 「(精神より物質を重んじる)物質主義,実利主義」 * 哲学的な「唯物論[主義]」 とに訳し分けられている。 対義語は唯心論(スピリチュアリズム〔spiritualism〕・メンタリズム〔mentalism〕・アイデアリズム〔idealism〕)、観念論(アイデアリズム・スピリチュアリズム)、理想論(アイデアリズム)などであり、精神・観念・理想のほうが根源的で、物質はそれらの働きから派生したと見る。