ソーヴール・アントワーヌ・カンドウ(Sauveur Antoine Candau、1897年5月29日 - 1955年9月28日)は、パリ外国宣教会所属のカトリック司祭。フランス・サン=ジャン=ピエ=ド=ポル出身。筆名は貫道(かんどう)または苅田 澄(かりた すみ)。著書、新聞連載、講演、ラジオ講話などを通じて、カトリック教会の内外に声を届けた。宣教師の枠を越えた文化的活動を行い、近現代に日本に在住したカトリック神父の中では、一般の日本人にもっともよく知られた存在だった。バスク人としてのアイデンティティを保ち、日本を第二の祖国として愛した。