ジャナクプル(ネパール語: जनकपुर)は、ネパール南東部のマデシ州の州都。ダヌシャ郡の郡都でもある。2021年の人口は19万5438人。ジャナクプルダム (Janakpurdham) ともいう。北緯26°42'44" 、東経85°55'18"。カトマンズ南東方向に400km、インド国境からは20kmの場所、いわゆるマデシ(タライ)地方に位置する。 ヒンドゥー教の聖地。古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の舞台の一つ。主人公ラーマの妃シーターが生まれた場所とされ、また、ラーマとシーターが結婚した場所とされる。この神話に関連した寺院が多く存在し、信仰を集めている。 インドのビハール州北部とまたがるミティラー地方にあり、マイティリ語が話され、独自の文化を持つ。この地方で描かれるミティラー画はピカソにも影響を与えた。 また、ネパール唯一の鉄道、ジャナクプル鉄道がある。