ジシアンジアミジン (dicyandiamidine) とは有機化合物の一種。グアニジン構造と尿素構造を持ち、さまざまな金属とキレート錯体を作る配位子として用いられる。グアニル尿素、カルバモイルグアニジン、アミジノ尿素などの別名を持つ。 ジシアンジアミジンは、融点が 103–105 ℃、分解点が 160 ℃ の無色柱状晶。水、熱エタノール、ピリジンに可溶、エーテル、クロロホルム、ベンゼン、二硫化炭素に不溶である。 塩基性のため、無機酸およびカルボン酸と安定な塩を作る。 キレート配位子としてはたらき、銅、ニッケルとそれぞれ赤、黄色の特徴ある錯体塩を形成する。これを利用してコバルト、銅、ニッケルの検出、定量などの分析用試薬として使われる。

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  • ジシアンジアミジン (dicyandiamidine) とは有機化合物の一種。グアニジン構造と尿素構造を持ち、さまざまな金属とキレート錯体を作る配位子として用いられる。グアニル尿素、カルバモイルグアニジン、アミジノ尿素などの別名を持つ。 ジシアンジアミジンは、融点が 103–105 ℃、分解点が 160 ℃ の無色柱状晶。水、熱エタノール、ピリジンに可溶、エーテル、クロロホルム、ベンゼン、二硫化炭素に不溶である。 塩基性のため、無機酸およびカルボン酸と安定な塩を作る。 キレート配位子としてはたらき、銅、ニッケルとそれぞれ赤、黄色の特徴ある錯体塩を形成する。これを利用してコバルト、銅、ニッケルの検出、定量などの分析用試薬として使われる。 (ja)
  • ジシアンジアミジン (dicyandiamidine) とは有機化合物の一種。グアニジン構造と尿素構造を持ち、さまざまな金属とキレート錯体を作る配位子として用いられる。グアニル尿素、カルバモイルグアニジン、アミジノ尿素などの別名を持つ。 ジシアンジアミジンは、融点が 103–105 ℃、分解点が 160 ℃ の無色柱状晶。水、熱エタノール、ピリジンに可溶、エーテル、クロロホルム、ベンゼン、二硫化炭素に不溶である。 塩基性のため、無機酸およびカルボン酸と安定な塩を作る。 キレート配位子としてはたらき、銅、ニッケルとそれぞれ赤、黄色の特徴ある錯体塩を形成する。これを利用してコバルト、銅、ニッケルの検出、定量などの分析用試薬として使われる。 (ja)
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