シュランゲンバート (ドイツ語: Schlangenbad) は、ドイツ連邦共和国ヘッセン州ダルムシュタット行政管区のラインガウ=タウヌス郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)である。温泉街道とも呼ばれる B260号線沿いに位置し、州都ヴィースバーデンの西に直接境を接している。この町はヘッセン州で最も古くから知られた温泉地とされている。「シュランゲンバート」(直訳: ヘビの温泉)という名前は、穏やかな地中海性気候のために町内に棲息するクスシヘビに由来する。 シュランゲンバートの町は、連邦平均を大きく超える 131 % の購買力を示しており、ニーデルンハウゼンについでラインガウ=タウヌス郡で2番目に住民1人あたりの購買力が高い町である。