シャルル(Charles de Valois-Bourgogne, 1433年11月10日 - 1477年1月5日)は、ヴァロワ=ブルゴーニュ家の事実上最後のブルゴーニュ公(在位:1467年 - 1477年)。Charles le Téméraire(シャルル・ル・テメレール シャルル勇胆公:豪胆公、無鉄砲公、突進公、猪突公、軽率公などとも訳されるが、仏語のニュアンスとしては「無謀な君主」といった侮蔑的な意味合いが強い)と呼ばれる。果たして彼は戦場に散り、ブルゴーニュ公の称号そのものは後代にも継承されたが、ヴァロワ朝フランス王国とも互角以上に渡り合うほどの栄華を誇ったブルゴーニュ公国はシャルルの死とともに崩壊した。