シボラ(Cíbola)とは、伝説上の黄金の七都市、シボラの七都のうちのひとつである。エル・ドラードや若返りの泉と同様、16世紀のスペイン人のコンキスタドールたちやフランス人植民者によって新大陸に実在すると信じられ、現在のアメリカ合衆国南西部の探険が数多く行われた。黄金都市の伝説の信ぴょう性が保たれたのは、一方ではエル・ドラードの伝説があったこと、アドベ煉瓦で作られたプエブロ集落は、煉瓦に雲母が混ざっていると太陽光を反射して黄金色に輝いて見えること、(w:Zuni)のプエブロ集落が実際に7つあったことなどが挙げられている。