サレズ地震(サレズじしん)は、1911年2月18日18時41分(UTC、現地時間では23時31分)に、当時ロシア帝国の一部であったタジキスタン東部のに位置するパミール高原中央部で発生した地震。表面波マグニチュードは 7.4 の規模、メルカリ震度階級はIX「破壊的」に相当する最大震度であったと推定されている。 この地震は大規模な地すべりを引き起こし、が堰き止められて世界一高い天然ダムであるウソイ・ダムが形成され、が生まれた。この地震と、それによって引き起こされた地すべりにより、多数の建物が破壊されて約100人の死者が出た。