『サヨナラ』(Sayonara)は、1957年のアメリカ合衆国の恋愛映画。監督はジョシュア・ローガン、出演はマーロン・ブランドと高美以子など。 朝鮮戦争時の日本を舞台に、当時はタブー視されていた日本人女性と米国軍人の悲しい恋を描いている。原作はジェームズ・ミッチェナーの小説『Sayonara』。 第30回アカデミー賞ではレッド・バトンズが助演男優賞を、ナンシー梅木が助演女優賞を、そして美術賞、音響賞を受賞した。 映画では、当時の神戸港や奈良あやめ池遊園地の空撮が用いられている。昭和30年代の伊丹エアベース(現·大阪国際空港)での戦闘機着陸シーンのロケ、松林歌劇団のモデルとなる大阪松竹歌劇団(OSK…現OSK日本歌劇団)の大阪劇場公演シーンのロケ、歌舞伎座(東京公演)、京都の街並みなどが描写されている。