ゴーイング・ポスタル(Going postal)は、アメリカ英語のスラングで、しばしば暴力的な事態にも繋がりうる制御不可能なほどに激高した状態、また特に職場におけるものを指す。 1986年以降、アメリカ合衆国郵便公社(United States Postal Service, USPS)職員による上司や同僚、警察官や一般市民を標的とした大量殺人が相次いだことに由来する。1970年から1997年までの期間、少なくとも40人が郵便公社の職員または元職員によって殺害されており、このうち20件が職場内暴力(workplace rage)に関連した事件とされる。