ゲンセンカン主人(ゲンセンカンしゅじん)は、つげ義春が1968年、『ガロ』に発表した短編漫画。『ねじ式』とほぼ同時期に発表された、つげの代表作の一つ。1968年2月に高野慎三に教えられ、訪問した湯宿温泉「大滝屋」に宿泊したことがきっかけとなり、着想された。1993年には石井輝男監督により、『つげ義春ワールド ゲンセンカン主人』のタイトルで映画化される。